自作の仮額
パネルに木片を4本つけただけ
落ち葉のカーペット。部屋が散らかったまま横になって目を閉じ、薄く柔いだ春霞のような淡い夢がそうささやく。風邪に掃除、鬱に掃除、悪に掃除、といろいろな事に効用をもらかす掃除とは真っ向から対立して、季節感なし、掃除をする気もない夢の話を咀嚼した日曜日になった。
笹部で作品をいれる額の調達に見切りをつけ、自作品の仮額をつける事にした。仮額はおまけみたいなもの。
アミジャM(仮名)に一言でなんか汚いんと違いますか、とおしなべて検品され、夢から覚めたおもいだ。雑然とした部屋を清潔にするよりも、額をなんとかしなければ。掃除よりも美術…現実よりも夢のような物をつくろうとまた落葉カーペットの上に寝転んだ。
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