授業のある短限の中でデジタルペイントの3種の塗りの方描き分けがあるのだが、
練習用は何にしようか思案中。
コロナの影響で4月から授業が始まらず休校になっていることもあり
そのことで今回教材以外に自分で資料を何個か追加で用意する気になった。
明確な目的で練習してもらうので、描くプロセスは決まったものがよく、
わかりやすさもいるかとおもい、やり方をスマートにしていった結果こうなった。
組み立ては簡素でかつ単調。下地をカマイユ風にすればブラッシングを磨くスキルになる
ことを練習の狙いにしていいだろう。
メリットは着色が3色なので色選びに困らない。またカマイユ風に書き上げた後に限っては全部
色調補正で仕上げるので覚えれば誰でもできる。
また2色での影つけ表現のみに集中してもらえればよいので狙いが明確。
デメリットは2色で影つけするときに筆圧を使った混色で中間色を表すので
ブラッシングのスキルがないとできない。これは学べば誰でもできるものか
と言われたら、そんなことはないと思われる。
絵具を触ると2色を薄く重ね合わせるとできる二次色というか
カラースケールを体感できるのだが、
デジタルペイントの授業は絵具を一切触らずはじまるので
意図した中間色ができない状態が続きそこでつまづく。
そのまえにドローイングで筆圧を抜くようならくがきをして腕を慣らしてから行うといいだろうか。授業の段取りはそんな感じで徐々に煮詰めてきまっていく。
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