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KAIGA

絵描いたりして過ごしてます。

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らくがき





授業のある短限の中でデジタルペイントの3種の塗りの方描き分けがあるのだが、
練習用は何にしようか思案中。


コロナの影響で4月から授業が始まらず休校になっていることもあり
そのことで今回教材以外に自分で資料を何個か追加で用意する気になった。


明確な目的で練習してもらうので、描くプロセスは決まったものがよく、
わかりやすさもいるかとおもい、やり方をスマートにしていった結果こうなった。


組み立ては簡素でかつ単調。下地をカマイユ風にすればブラッシングを磨くスキルになる
ことを練習の狙いにしていいだろう。


メリットは着色が3色なので色選びに困らない。またカマイユ風に書き上げた後に限っては全部
色調補正で仕上げるので覚えれば誰でもできる。
また2色での影つけ表現のみに集中してもらえればよいので狙いが明確。


デメリットは2色で影つけするときに筆圧を使った混色で中間色を表すので
ブラッシングのスキルがないとできない。これは学べば誰でもできるものか
と言われたら、そんなことはないと思われる。


絵具を触ると2色を薄く重ね合わせるとできる二次色というか
カラースケールを体感できるのだが、


デジタルペイントの授業は絵具を一切触らずはじまるので
意図した中間色ができない状態が続きそこでつまづく。


そのまえにドローイングで筆圧を抜くようならくがきをして腕を慣らしてから行うといいだろうか。授業の段取りはそんな感じで徐々に煮詰めてきまっていく。



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無題










ワコムのペンが不調になってしましました。


運筆の「入り」のときに一瞬だけプチフリを起こして止まってしまい
タイムラグがあって遅れて線画でてしまいます。


WACOM24HDの初期型をつかってますが、元々はじめは遅延は
何年も起きなかったですし、多少はジッターの揺らぎの影響も加味しても
液タブ自体は無関係と思うほかないです。


また新品のプロペンでも起きます。
とても使いづらいので、作業が進まない…。


それでないとすれば、先々月にPCのハードウェア変更をしてから
ペンが不調なのを思い出して、これが影響しているのでは疑ってみましたが。



もとのPCがDSP版でDELLのXPS8100 というデスクトップ。
WINDOWS10はマザーボードを換装しても、今まで通りの状態で使う方法が
ありますので、思い切って大きくハードウェア類を買い替えました。

変更したのが、

・マザーボード Z390M
・グラボ    GTX1060 6GB
・電源     玄人志向のやつ 
・メモリー   16GB × 2 


変更前はPhotoshopの動作が非常に重かったのですが、とくにテキストツールが…。
変更後はPhotoshopは軽く動くようになり快適でした。


しかしながら変更してからというもの
GoogleChromeの使用時にグラフィックが固まり
プチフリからブルースクリーンが起こることが毎日のように頻発してしまい
「DRIVER IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL」というのが出たまま止まり続けています。


自動的に再起動もしてくれないので仕方なく電源強制オフを繰り返していました。
エラーコードなし。ドライバー類もまともに動いてるのを確認して
何していいかわからずそのまま数か月その状態で使うことに。



結果的には、マザーボードのbiosを最新にあげてみたら直ったんですが、
ノートPCじゃあるまいし最近のデスクトップのbiosでそんなエラー出るのが普通なんでしょうかね。


最新のマザーボードZ390の型が出始めたところなのでWindowsのマザーはbiosが安定するまで購入を待った方がよさそうですね。



その後になぜか今度は今までなかった不調がでました。

ワコムのペンの入り瞬間にカクっとプチフリが起こってしまいます。


クリスタ、SAIでも起こりまして新たに不具合が勃発です。


もう観念してOSを初期化するしかないと諦観状態です。

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無題



そろそろ動き出さねば。あっという間に学期末も終えてしまった。
とある方からのメールも半年ほど返信してない始末。
すみません。

劇場版ブラム見たさにNETFLEX会員の一味となりSFを一通り見て満喫した
映画三昧でした。気になっていたバードメンという映画が追加されていたので何とか見終えて感激し、これだったら関連するものはありそうだと身近に蓄えていたアドラーの個人心理学から
映画を読み解ける個所をパラパラめくって主演のリーガンの胸中を察していました。

いまも講師職をやってますが去年と変わりなく頼まれた仕事に従士するばかりで準備に追われて何重枚も教材のプリントを作り直し刷新してた日々でしたけど、それなりに手ごたえもあって
充実した日々に浸っておりました。

しかし頭の中では絵画ことばかり考えている人なので、作ってない期間もさまざまにアイディアを出し、新しい手法を試みています。結構いけそうな手ごたえ。

和紙に蝋引きしているあいだ時間が余ったので
何気なく気晴らしで色ラフも描くことに。アナログ一辺倒で恐る恐る半年ぶりのことだけど久しぶりでしたが、クリスタで作った水彩筆の扱いは長けていたので手に馴染むように
ブランクも気にならず一安心です。
答えを決めず適当に感じのラクガキでも新鮮でした。

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今年やったこと

もうはやいもので気が付けば年の暮れ。
思い返せば世相を横目に、去年や一昨年と同じく担当する授業の資料作成にあけくれる日々が続き、知らないうちに先生として振る舞う姿が板についています。

私は今年これを達成した、乗り越えた、と言えることがあるか記憶を遡行させると、ひとつだけありました。

2016年が始まりずいぶん経過し夏前になってようやく作った油彩画が1枚あります。
油絵の描き方はひとつではなく、工夫次第でタッチはさまざまに変わります。
それは接着剤の存在ぬきには辿り着けない手仕事でした。

紙を貼ることができる油性の絵具(またはメディウム)は存在しますが、透明度の高く、
色がついていない絵具はありませんでした。それゆえそうした接着剤は自身で作り上げなけれならず、(なぜ私なんかが手作りできるものが売ってないんでしょうか?)、
2016年1月から10月のあいだに、サンプルを作り続けた結果、近いものができました。

後から数えれば160回のサンプルをつくったことがわかり、
つまり成功まで159回は実験失敗したことになります。
ここまで失敗すると人はなにか貴重なものを作ってしまったと解釈するものです。
しかしながら本心では日々物質的安定性を確かめることの不正確さからもやもやした気持ちで
使う日々です。


実際にそれで作った拙作の透明な油絵具です。

  
下に描いたペンの跡が透けています。厚みは1cmくらいあるだろうか、
というところで、透明度は完璧ではないものの許せるレベル。

粘性、コシは十分な描き心地。色が変色しないように調合も配慮した。

ナイフで押しつけたらこんな感じ。盛り上がり(インパスト)があり、コシの強さも感じる。



これを作った後に知り購入した青木先生の著書にも、近しい成分の記載がありました。さすがですね。材料技法の新しいバイブルである青木先生の著書は目から鱗なものばかりです。


よくわかる今の絵画材料―絵画素材の科学 青木 芳昭 


そうしたなかで、いくつか副産物的に得られた情報もあります。
リンシードの乾燥後の黄変の具合はネットにもそれほど情報がありません。
私の環境では、リンシードは恐ろしいほどそれは黄色く変色し、また
太陽にさらすことで、びっくりするくらい元の色に戻るようなケースが
見られました。これって黄変なの?変色とはいわないんじゃないの?と
いまでも疑問です。




リンシードで黄色くなった絵を責めないでやってください。
きっともとにもどりますから。


さて、実際にメディウムでつくった拙作も。
下記がそれです。タイトル「今ここに無き姿」。



拡大部分

紙なのでそこにはさまざま印刷できます。私なりの主題として持っているイメージが刷り込まれています。薄っぺらい図像として、油絵具の間にサンドイッチされた構造をしています。
一方では物質性と一方では表象作用、そうした甘辛いソースで味付けされた作品です。

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写真加工

数年前にフィルムで撮った写真をもとに色彩について考察して
仮想的フィルムの色彩をLighroomで行っていたのを思い出し、
自分でも忘れそうなのでその記録です。


デジタルで撮った写真を、フィルムのように変換するプラグインが
さまざまにありますが、どれもピンと来ないので(全体の色かぶり強い←NG)
自分で設定しました。(明暗差で違う色かぶり←OKとする)


元写真(PhotoshopのPhortomergeでパノラマ自動合成)
NIKON J3  NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6


突っ込みどころ満載です。作例なら普通に写真とれよっ・・・。
高低差の空間とそこに立っている主体を感じさせるために、
多視点の写真で切り分けてストックし事後的にPhotoshopで合成。
資料用なので、フレームは問題とならず度外視。



まずいきなりリバーサルフィルムのようにする前に下地となる処理
をします。

下地処理
 

Lightroomでコントラスト&露光を下げて、明暗別色補正で暗部~中暗部にかけて寒色をのせています。青色のことです。

考え方としては輝度(グレースケール?)を3通りに分けて、
明るい域~中間域~暗い域、それぞれに、異なる色かぶりを起こして
写真を立体的にみせる配色のハーモニーをつくること。

一発目は、「明暗別色補正」で暗い域が灰色の青色に変化させます。
そして、コントラストを下げて、明るさ、暗さの間の高低差を無理なく広げておきます。

コントラストというパラメーターを下げるだけではありません。
むしろ、コントラストというパラメーターは案外、役立ちません。

露出、シャドゥ、ハイライト、白レベル、黒レベル、トーンカーブ、
をつかって

まるでモノクロ写真としての疑似的なHDRを作るように、
ダイナミックレンジ的なものを広げていきます。





ちなみに最初に、写真の全体の色相の中で、
青色をシアン(水色)の方へ色相を変換すると
デジタル的なニコンとフジの絵作りに近くなります。
(青色を→水色に)

ここで、PSDで書き出します。


書き出したものをもういちどLightroomで読み込んで
ごちゃごちゃっとすると、

完成
  

仕上がりはこんな感じです。

「明暗別色補正」で明部域に灰色のピンク色に変化させました。
その他、トーンカーブ、露出、

E100Gリバーサルフィルムをイメージしました。
色味だけの再現を目指しているので、黒潰れや白とびには
破たんが無いように、似せ方はだいぶマイルドな加減にしてあります。

この流れ&完成品を、写真をやってる方から意見をうかがったことはないのですが、
一般の人からは、ちょっときれい、くらいに思ってもらえるのではないでしょうか。


細部
切り出し画像です。


左右の写真を比べると、どちらが立体的にみえるでしょうか。

右側の方が
ねこじゃらしが立体的にみえませんか?

露出的にはさほど違いは無いように見えます。
ちょっと右が暗いかな程度で、写真の黒レベルや白レベルといった
コントラスト自体が視覚的な原因ではありません。

右側の写真の細部をみると、暗域には灰青色(寒色)、明域には灰ピンク(暖色)
が乗っているのが味噌ですね。

両者のグレートーン(モノクロにしたとき)は似たり寄ったりの絵となりますが、
色彩の使い方次第で、立体物の印象を大きく変えてしまうようです。


フィルムは光をこのように感じてたのかもしれません。


以上、こういうことを写真の加工でやってしまうという発想でした。



モチーフはフィルムですが、元ネタは美術予備校の色彩を使ったデッサンで、
冷たい色は後退し、暖かい色は前進する、といった立体感覚の条件を使ったもの。

昔の500画素のデジカメでも可なので
カメラのセンサーサイズは豆粒でも1インチでも35mmでも
結果にはさほど影響してないのが利点ですね。

ここまでで深夜。こんな時間にブログ書いて
仕事をさぼったと疑われるかもしれないが、そんなことは決してない。

フィルムをからめて
写真においての新しい知覚(近眼的)と古い知覚(網膜的)の考察をして…、
写真におけるクオリア批判の不毛さ…フィルムの固有名を失わずに残していくことが重要…
とかをたらたら書いていたら、ずいぶん夜分おそくになってしまった・・・。
これも仕事の一部ってことで。

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プロフィール

HN:大澤悠 (オオサワユウ)
年齢:40
性別:男性
誕生日:1984/01/02
アーティストアーティスト
現在の活動↓


絵、デザイン、漫画、イラストなど
コラボ興味ある方お気軽にご相談ください。




uni.mixed*gmail.com
(*を@にかえてメールください)

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