2枚の画像を一枚に合成する。
一夜の手間はかからずその場の余力だけでポンと合成する。
いつのまにかデジタルは開始の合図となっていきスタートの号令を掲げつつける。
終わらないデジタルがはじまった。
合成編集が終わり次第すみやかにモニターから目を離した次の瞬間、
一息の間髪も入れずに半紙を印刷機に流し込み、何の躊躇もなく間断もなく矢継ぎ早にプリントプリントプリント。
これ以上無理かというぐらい熱い湯に浮かべた茶の葉が沈み、喉元に熱を注いで一服。
何やら忙しそうなえぷそんの奴。アダムスミスの労働感の一言でも印刷してきそうな勢いだ。
ふたつみっつと口に汲んだ茶をすべてやっつけてしまい、風呂を後にさっさと寝床へ。
1日が終わる。
冒頭に編集したCGのイメージが脳裏に焼き付いたまま夜半。
超平面的外傷のまま朝。昼夜問わず体の皮一枚隔てた矢先には、いつもどこにでもおんなじようなデータ。
一人くらいは変な奴はいてもおかしくないのだが。
GIFデータに育てられ自分のことをGIFだと思いこんでいるテキストデータとか。
目が悪くてなにが描かれているのかぼんやりとしかみえないJPEGデータの奴とか。
そんな感じで対面
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